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港町の風情漂う舞娘坂に建つ相馬樓。かや葺きの門と朱色の塀がひときわ目を引きます。扇形の石畳が訪れる人を樓内へと誘います。

玄関を入ると、雛飾りを連想する丸い燭台と漆塗りの床、松竹梅と扇・鼓をデザインした金箔のレリーフがお客様をお迎えします。

鐵齋の絵画が飾られたくつろぎ処。竹林の水墨画の襖や陶製の引き手など凝った意匠を珈琲や抹茶を楽しみながら鑑賞できます。

様式にこだわらず、くつろぎともてなしの心を第一につくられた茶室。

市松模様の紅花染めの畳に彩られた2階の大広間では、あでやかな酒田舞娘の踊りを眺めながらお食事が楽しめます。

襖に描かれた椿が印象的な客間。相馬樓はかつて商人たちが宮廷晩餐会を模して宴会を催した「相馬屋事件」の舞台となった部屋です。

雛まつりには、相馬家に江戸時代から伝わる享保雛や次郎左右衛門雛など、たくさんのお雛さまが麗しい微笑みでお迎えします。

樓主・新田嘉一のコレクションを展示。竹久夢二、富岡鐵齋や陶磁器など、一流の作品が圧倒的な迫力で見る人を魅了します。

赤い毛氈が敷かれた樓内はガラスのレリーフなど随所に意匠が凝らされています。

料亭時代の面影を伝える静かで落ち着いたたたずまいの蔵座敷です。

受付脇に飾られた船箪笥、黒漆の光沢と精巧な細工が施された金具が美しい逸品です。
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