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​相馬樓の歴史

 相馬樓は、江戸時代より料亭「相馬屋」として賑わっていました。

​ 現在残る木造の主屋は、明治27年の庄内大震災の大火で焼失した直後、残った土蔵を取り囲んで建てられたもので、平成8年11月、国の登録文化財建造物に指定されました。

 平成12年3月に伝統に新しい息吹を加えて修復し1階の20畳の部屋を「茶房くつろぎ処」とし、2階の大

 広間は舞娘さんの踊りとお食事を楽しむ演舞場に、かつて厨房は相馬樓酒田舞娘の稽古場となっています。

​また「竹久夢二美術館」、土蔵には雛人形や書画や古美術品などが展示されております。    

​樓内は四季を感じられる掛け軸や生け花などで、お客様を迎える演出がされております。    

​<樓内平面図>

​樓内は自由見学となります。    

​樓内は一部を除き撮影できます。

※撮影不可 ⑰竹久夢二美術館 ⑱蔵画廊    

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樓内には夢二の秀逸な肉筆画や版画と共に、名誉館長である竹久みなみさんが代々受け継いできた「夢二が撮影した美人写真」も展示され、妻のたまき、25歳で世を去った恋人彦乃、絵のモデルから恋に落ちたお葉、夢二を語るに欠かせない女性たちの想いも伝わってきます。大正ロマン抒情豊かに拡がる夢二の世界をご堪能ください。

 竹久夢二

「からふねや」

​(相馬樓所蔵)

​蔵画廊

樓主・新田嘉一のコレクションが並ぶ蔵画廊。横山大観、

​富岡鐵齋の掛軸や陶磁器などが展示されています。

Yumeji Takehisa

​竹久 夢二

大正ロマンを代表する詩人画家。彼自身の独特な美意識による「夢二式美人画」で知られ、情緒豊かな​作品を数多く発表した。また画家という領域にとどまらず、広告や雑誌の表紙から日用品まで幅広くデザインを手掛け、商業美術や出版の世界でも卓越した才能を発揮した。

​夢二は何者にも束縛されない自由を求めて旅を続けました。明治から昭和にかけては、みちのくを旅した夢二は酒田に三度も滞在し、精力的に創作活動を行いました。夢二は相馬樓の前身である料亭「相馬屋」を訪れた際に、夢二式美人画「からふねや」を贈るなど夢二にとって酒田はゆかり深い地でありました。